姫路の店舗にいるとめちゃくちゃ聞かれます
「なんで姫路お店出そうと思ったんですか?」
この質問の答えは
「豆腐屋さんに飲食店をやってもらう為です」
よくわからないですよね、簡単に説明します
キツネ日和のコンセプトは「とうふをもっとカジュアルに」なのですが
やっていくうちに街の豆腐屋さんが減っていく現状なんかもあったり、やればやるほど
とうふやさんの技術力のすごさや、儲からない仕組み、高すぎる調理器具、後継者問題など
とうふやさんの抱える問題も身近に感じるようになり
「自分たちのお店が、豆腐屋さんにできる事」みたいな事を考え始めました
そして、調子にのって
「豆腐屋さんが飲食店をしてくれたもっと儲かるかもしれないし、閉業に追い込まれるお店も少しは少なくなるかもしれない」
なんて妄想も抱き始めました
そんな中、お友達のフレンチマンさんに「姫路で一緒にやろうよ」とお声をかけてもらいました
最初は、京都から遠いし、土地勘も無いし、誰がやる?どうやってやる?商材は?、利益でる?リスクしかない?と思っていたし
「いやいや、無いでしょー」
なんて返事をしていた
けど、なんにも予定がないある日「そーいや姫路行ってみるか」と思い立って見にいく事に
ふむふむ、人も多いし、呑む人も多い、おもしろうな街〜なんて姫路城を見ながら思った
「豆腐屋さんでもできる飲食店をここで作ったらいいのか」
- 駅ビルなので人流は多い
- 遠すぎて物理的に遠隔管理するしかない
- 遠すぎてアルバイトで回すしかない
- 坪数が5坪と小さいので商品を絞るしかない
ここでいい店つくれたら「豆腐屋さんに飲食をやってもらう」お店の形ができるかも
点と点が線になるってやつですか
よっしゃゴーや
と、いうことで姫路に「キツネ日和」を出す事にしました
「豆腐屋さんでお酒を飲む」という未来が日本各地で見られたら面白いのになー
とか、夢を見がちな僕たちの組織力の無さや経験の無さに気づくのであった…続く
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