シブログ4269
15年続けてると
15年の歴史があるので
さぞかし美味しいかというと
例えばオープンからずっとやってる
だし巻き
15年分美味しくなってるかと言うと
そーでもない
未だにメニューを
ほとんどゼロベースから考えてるし
別にだんだん良くならない
完成形に近づいてない
これはなんでや?
と、考えてみた
物にこだわると
その物はよくなる
昔のファミコンより今の方がすごい
自転車も車もラーメンも
居酒屋とわいわば
セレクトショップなので
昔のビームスと今のビームスと
どっちがいいかというと
よくわからない
でも
思考は深くなる
例えば唐揚げひとつとっても
どーゆー唐揚げが良いか
15年前よりは
多くを語れる
しかし、
飲食たるもの人が変わる
そうすると
経験というものは
絶対辞めないボクにしか残らない
彼や彼女が得た経験は
その人のものだから
ということは
現場に出ないボクは
とても経験が浅い
と、お思いのアナタ
経験は店に宿る
渋屋という概念に残る
これが不思議なもので
例えば国は概念である
日本というものは
あるけど概念であり
形は無い
なのに
国はあるし
日本の伝統や歴史はある
人は入れ替わるのに
この概念を作る
という事が店づくりで
概念があるから
人は団結して発展した
めんどくさいやつですね
概念をつくるには
深い思考が大切で
それを大きくする事が
店づくりであり
店の成長なので
15年の歴史は概念として
残っているという
独り言です

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。