居酒屋をしたくて居酒屋してるんじゃなくて
渋屋がしたくて渋屋を作ってる
ということをよく話すのですが
意味がわからないと思うので
その辺をもう少し詳しく
将来の夢は自分の店を持つこと
だから料理の勉強をしています
これが正攻法
自分の表現をしたい
その方法として居酒屋をしています
これがボク
一番違うのはこの部分で
自分がしたいから飲食をするのでは無くて
世の中に必要とされるものを作りたい
それが飲食店というところ
飲食を選んだ理由は
アイデアを形にするまでが比較的早いこと
いろんな”もの”があるけれど
服や建物や薬や機械とか
服はデザインしてからお店に並ぶまでかなり遠い
建物もデザインしてからつくるまで大変だし失敗できない
薬なんて気が遠くなるほどの臨床作業
機械だってアイデアから実現までにどれほどの時間と金がかかるのか
もちろん
アイデアは簡単には出ないけれど
飲食はアイデアから商品化までが比較的早い
でわ、世の中に必要とされる飲食店を作りたい僕たちは
どうすればいいのか?
将来の夢は自分のお店を持つこと
の人は
自分の作る料理を食べて欲しい
が第一欲求
自分の表現をしたい
僕らの第一欲求は
表現である僕らの店を好きになって欲しい
が第一欲求であるべき
好きになってもらうために
がんばる
美味しいものを作る
という考え方
だから渋屋の企業理念は
「全てはごちそうさまの為に」
とある
お客さんの為になる物を作る
お客さんが便利になる物を作る
お客さんが感動できるものを作る
という物づくりの考え方
自分の自信があるものを
広めたい
という考え方とは
似てるけれど正反対
だから
自分は疲れた
自分はお腹が減った
自分は人見知りだ
自分はこんな料理がしたい
という
自己中心的な考え方は
全て捨て去らなくてはならない
お客さんの為に笑顔で
お客さんの為に声を出して
お客さんの為の料理を作る
その結果
「ごちそうさま」と
帰って頂く事で
スタッフもお店も報われる
それから
飲食店ほど全員がハッピーになれる業態はなかなか無い
ほとんどの仕事は辛いことや悲しい事が業務として存在する
弁護士、医者、警察官、先生、保険の人、現場作業
飲食店はうまくやれば毎日楽しく
周りのみんなも楽しくできる
なので
渋屋の行動指針は
「全員ハッピー」
全員とは、お客さんもスタッフもお店も
全員がハッピーである事
気持ちを込めて接客して料理を作って
お客さんが「ごちそうさま」と気持ちよく帰って
お店が愛されて
スタッフは自信と誇りをもつ
この流れが全員ハッピー
そういう店をつくりたい
これが
渋屋を作りたいんだ
ということの
解説です
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