こんな事はいろんなマーケティングの本や
飲食の本に書いてある事で
偉そうに書くことでもないけれど
「ストーリーが大切」
戦後、食べ物がない時に
誰も食べなくて捨てていた
牛の内蔵をなんとか美味しく工夫して食べていた
それが先代の作った「元祖北九州ホルモン」
みたいなやつだけど
旅の途中でよく感じた
「よし、それなら一度食べてみよう」となる
香川県はうどん屋さんだらけで
流行る店はストーリーがある
ストーリーの差別化
ストーリーには工夫も含まれていて
何も物語でなくてもいい
うちの「はなれ」だって
カクテル10個とかどーやっても早く作れなくて
冷蔵庫を置いたのが始まり
お店を長くやっていると
いろんな工夫が生まれて
お客さんも
「なるほど、こうなったのか」とか
「よく考えてあるわね」と感心する
だからお店には常に工夫の積み重ねが大切で
特に僕らみたいな
どこどこから独立してない店は
独自に工夫を重ねて
ストーリーを作る事が大切
先日、坂上しのぶのテレビで
京都のおばんざいやさんをカレー屋さんに変更して復活させる
みたいな事してて
「なんじゃこりゃ」と感じたのは
ストーリーが全てお店都合であること
体が辛いとか
できる事はコレとか
こんなのはストーリーでもなんでもなくて
流行らそうとしてるだけ
そうではなくて
お客さんが喜ぶためにできたストーリーが
お客さんに響くストーリーだと思う
あったかいまま食べてもらう工夫
宴会を自分たちだけで楽しんでもらう工夫
美味しそうに見せる工夫
めんどくさい事も楽しくなる工夫
要するに
「楽しそう 美味しそう 面白そう」
やっぱりコレがコツだと思う
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