ボクが飲食を始めてから
飲食業界はずーっと向かい風です
昔は飲食店の数も少なく
居酒屋ブームもあり
居酒屋があるだけで価値がありました
その後飲食店の数は増え続けました
あることに価値があったので
同じような店が増えました
働いていた店から独立して
ほとんど同じ店をつくったり
この辺にはイタリアンがないから
イタリアンのお店作ったり
気が付けば街には
焼き鳥屋とフードコートのような
飲食店が立ち並びました
数が増えた結果ディスカウント競争となり
ホットペッパー掲載店が売れました
その後
鳥貴族のような激安チェーンが
全国の個人店居酒屋を廃業に追い込みました
それは、鳥貴族が悪者とかではなく
そういう時代の流れで仕方のないこと
結果、個人店はより小さくなります
人件費をかけられず自分ひとりで店をまわし
ロスが出ないように商品は抑える
その結果客足は遠のき
自分は疲れる
僕たちはどのような戦略を立てればいいのか?
実は個人店とチェーン店は
圧倒的に個人店が有利です
その場で商品チェンジができ
お客さんの好みや名前
売り場でお客さんのニーズを捉える
そのお客さんのニーズを捉えるのがアイデア
お客さんの事を真剣に考える
もうひとつ個人店が圧倒的に有利なのが
人の力
チェーン店では全員の気持ちを
ひとつにすることはかなり難しい
どうしても本部からのお達しで他人事
個人店なら店長の頑張りしだいで
周りの人を巻き込むことも可能
そうしてやる気のあるスタッフが育ち
楽しそうに働く
今勢いのある若手の飲食店は
アイデアと笑顔で飲食を変えています
逆に言えばそこに個人店の勝機と楽しさがある
アイデアと笑顔を
「たのしそう おいしそう おもしろそう」
と表現しました
たのしそうでおいしそうでおもしろそうな
飲食店が
ボクらのやるべきことだと思います
そういう店がどんどん増えていけば
きっと飲食はもっと楽しくなるし
外食の機会が増えるはずだと思います
「たのしそう おいしそう おもしろそう」 で
社会貢献できるんじゃないかなと考えています